それぞれの木材産地で、端材を活かしたおもちゃが創られ
ています。
三重県の松阪では、伊勢神宮の用材として使われるヒノキ
が虫食いがあるというだけで、撥ねられ二束三文の価格
になってしまいます。
伐採するときには既に虫は存在せず、強度的にも問題は
ないのですが、それを積み木型パズルとしてデモストレー
ションされています。
兵庫の木製建具屋さんは
ヒノキの端材を利用して、高性能の積み木を創られました。
4面ともカンナで削り、直角をだし、かなりの段数を積み上
げても崩れにくいというものです。
100本組で価格は1万円と少しお高いのですが、大人も
積み上げたくなるほどの精巧さです。(協会事務所に展示)
ぜひ、手に触れてみてください。
これは良く見られる動物の型抜きですが、
思いをこめて創られたものには何やら魂を感じてしまうのですが
いかがでしょうか。