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国産材コラム

伝えるのが難しい「心地よい住まい」

暮し方上手

国産材住宅推進協会の歴史からすると未だひよっこですが、木族に寄稿し始めて6年、堺セミナーはこの8月で第81回を迎えます。最初は緊張して準備等にも時間をかけていたように記憶しています。最近は、同じような事を書いたり話したりで「慣れ」があり、私自身が停滞したような気持ちになっていました。

 

そんな時、テレビで紹介されていた神戸の国産アウトドアブランド・finetrackのことを初めて知り、改めて私の初心を思い出しました。

 

finetrackの金山社長は、少年時代から山登りが好きで、有名アウトドアブランドで山を登る時の服を長年担当されていましたが、メーカーの「売れる服を売る」という考え方に違和感を感じ「どこにもない全く新しいモノを。山に登る人が欲しい服を作りたい」という思いで、アウトドア好きのスタッフと共に無名ブランドからスタート。

 

15年経った今では山登りをする人で知らない人はいないぐらいの人気ブランドで、その服を着た人は「着心地がよくて、もう他の服は着れなくなる」と言います。それに国産にもこだわっています。

 

私はハウスメーカー勤務の時に「家は商品」ということに違和感を感じ、行きついたのが今の国産材での住まいづくりです。服と違ったところはありますが、目指すところは同じだと感じました。

 

私の初心は「心地よい住まいをつくる」。

 

「心地よい」という言葉は、曖昧で感覚的なので、表現が難しく、セミナーのタイトルにもしにくいところです。心地のよい住まいにするための大切なことを言葉にして、この紙面やセミナーでお伝えするのはもちろんですが、一番わかりやすいのは見学会で体感してもらうこと。見学会は、お施主様のご厚意で実施される貴重な機会なので、是非ともこれを逃さずに心地よさを体感しにご参加いただければ嬉しいです。

 

(「木族」2019年8月号より)

 

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