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国産材コラム

季節を感じる旧暦

暮し方上手

暮らしに活かしてみませんか

 

もう今年も残すは1ケ月。「師走」と聞くと、とてもせわしい心持ちになります。

 

最近、お世話になった設計事務所の先生の訃報が入りました。その先生からは、設計のことはもちろんですが、旧暦が自然や季節を身近にしてくれることも教えてもらいました。

 

日頃、暦のことなど意識はしていませんが、日本では太陽の動きにあわせた太陽暦が明治以降に使用されていて、それ以前は旧暦と呼ばれ、太陰暦で月の動きにあわせた暦でした。

 

わかりやすいのは、赤穂浪士の討ち入りは12月14日深夜で有名ですが、旧暦では15日が満月なので、月の明るさを活かして討ち入りしたことがうかがえ、雪も降り積もる時期でもあり、月明かりが反射して松明も持たずに戦った光景が目に浮かびます(新暦では毎年同じ日と限らず、今年の旧暦12月14日は平成30年1月30日です。)

 

6月は水無月と聞くと、梅雨時期なのに?と思いませんか。新暦では7月後半から8月前半頃になります。

 

桃の節句の3月3日も、新暦では桃の花が咲かない時期であったり、7月7日の七夕も新暦では梅雨頃になり天の川もなかなか見えません。

 

さすが、中秋の名月十五夜は、ほぼ満月の日あたりになっていますが、明治の前からある行事や歴史の年月日は「旧暦」と明記するほうが季節等にあっているので、変えてほしいものです。

 

旧暦の二十四節季は太陽の公転を24等分にしているので、季節のうつろいがよくわかり、農業等に活かされています。新しい年のカレンダーに書いているか見て下さい。もしなければ、書き加えてみるのもいいと思います。是非とも旧暦を暮らしに活かしてみて下さい。

 

(「木族」2017年12月号より)

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