「柳川さんも、百字でも二百字でもいいから書いてみたら?」そんなボスのありがたいお言葉により、コラムを書かせていただくことになりました。国産材住宅推進協会の事務員で、建築士でもない私が何を書けばいいんだろう?…と暫く本気で悩んでおりました。
みんなの木族の原稿をまとめて編集者に送るのが私の仕事で、どうやったらこんな風に書けるのかといつも羨ましく読んでいました。文章を書くのが苦手で、ブログを書く時でさえ何度も読み返し書き換えるので、何時間もかかってしまいます。こんな私がまさか書く立場になるなんて!
初めてのバスツアー時にも「バスの中で自己紹介も兼ねて5分くらいでいいから喋って」と言われ、何日も前から悩み前夜は緊張して眠れませんでした。回数を重ねる毎に段々慣れてはきましたが、今でも当日は緊張して頭が真っ白になることもあります。
苦手なものを克服するには随分時間がかかりそうですが、これをチャンスと思い頑張ってみようと思います。気楽に読んでいただければ嬉しいです。
(「木族」2021年12月号より)