国産材のあれこれ

TOP > 国産材のあれこれ > 13 杉・ヒノキを使う時、注意することは

国産材のあれこれ

13 杉・ヒノキを使う時、注意することは

杉はおなじ森林で育っても、強度(ヤング率)にバラつきがあります。

横架材(横に寝かせて使う材=梁・桁など)として使う場合は、その場所に必要な強度を計算し、それに見合ったヤング率なり、太さの杉を使う必要があります。

強度が不足すれば荷重に耐えられず、梁などがたわむ原因になります。

 

P1000601

 

また、乾燥材を使っていても、杉は収縮が大きく、床板など乾燥時に些少のスキが生じます。

特に冷暖房機器を使い過乾燥になる場合は要注意です。

一年を通して痩せたり太ったりして、湿度調整をしています。

 

P1000621

 

建具などに杉を使う場合は、あまり背を高くすると反りが生じます。

1800mm程度にとどめておく方が望ましい。

 

P1000635

 

ヒノキは杉に比べてバラつきも少なく、乾燥もしやすい性質です。

調湿性能は杉ほどではありません。

また、杉と比較して冷たく感じます。

 

香りに特徴があり、過敏症の人には強く感じる場合があります。

ヒノキは和室広縁の縁甲板としてよく使われていますが、陽当りの良い場所には充分な乾燥が必要です。

 

板材にカラーをのせる場合は、ワックスなどをかけると色が浸透し

ません、またヒノキは色が入りにくい素材です。

ウレタンなど被膜を張るような塗料は木の調湿の妨げになります

できるだけ浸透性のある塗料をお使いください。

 

(C) 2017 NPO法人国産材住宅推進協会 All Rights Reserved.