国産材のあれこれ

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4.スギとヒノキの違いと活用

ヒノキの辺材(外周部分)は白く黄色味をおび、心材はピンク色をしています。

スギの辺材は白く、心材は赤~黒味がかり、辺材と心材の色の明暗が明らかです。ヒノキはスギより硬くスギは柔らかいといえますが、反面、柔らかい木は冬期には暖かいという利点があります。

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強度的にはヒノキの方が強いといわれていますが、どの樹種であっても強度(曲げ強さ)は均一ではありません。

一般的にデーターを出す場合、試験体100本づつを計測します。

その内の70%はヒノキが強く、30%程度はスギが強いようです。

平均値を出すためヒノキが強いということだそうです。

ヒノキは腐朽菌にもシロアリにも強く、建築用材として優れた材といえます。

一方スギの心材も同じく腐朽菌とシロアリに強く、スギが優れているのはその調湿性にあります。

しかしスギにはばらつきがあり、とくに心材部分は水分を抜けにくくする性質があるため乾燥に時間と技術を要します。

いま協会では、スギを上手に使うことを薦めています。

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価格的にも安価(ヒノキはスギの1.5倍程度)で、強度的に荷重のかかる箇所にはそれに耐えうるたわみ難さ(ヤング率)を持つスギを配しています。

基本的に構造材はE70 (ヤング率) 以下のスギ材は使いません。

関西は特にヒノキ信仰が根強くのこるようですが、水に強いヒノキは土台や大引き、根太といった床下部分や、水周りに用い、あとはスギ材を利用すれば適材適所に活かすことにつながります。

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