TOP > 国産材のあれこれ > 11.木から出る天然の化学物質は、人体に影響を及ぼしませんか?
ヒノキチオールに象徴される香りには天然の化学物質が>含まれています。主なものとして針葉樹では
テルペン類・・・・・・・・・・α・ピネン、δ・カジネン、ヒノキチオール
広葉樹では
アルデヒド類・・・・・・・・・・ヘキサナール、ペンタナール
酢酸、エタノールなどがあるようです。
そのほか建築基準法で規制されているホルムアルデヒドやアセトアルデヒドも放出するようですが、放散量が極めて少ないこともあって規制対象外になっています。
また、アセトアルデヒドは食品にも多く含まれており、天然に存在する化学物質で食品添加物として国により認められています。
ところが、化学物質過敏症の方は木材の天然成分であっても
反応するなど、個人差があるため注意が必要です。
一般の方には木の香りとして好まれています。
樹木の香り成分の薬理効果
含まれる成分 効能 樹種
α・ピネン・・・・・・・・・リラックス・・・・・・・スギ、ヒノキ、赤松
リモネン・・・・・・・・・ 殺菌、防腐・・・・・・スギ、ヒノキ、ヒバ、とど松
ツヨン・・・・・・・・・・・興奮、血圧上昇・・・スギ、ヒバほか
リナロール・・・・・・・興奮、血圧低下・・・スギ、ヒノキ、とど松他
1,8シネオール・・・去痰・・・・・・・・・・・・ユーカリ他