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国産材コラム

過敏症と香害

暮し方上手

自然素材での住まいづくりをしていると、化学物質過敏症、電磁波過敏症、香害等で困っている方からお話をよく聞きます。少数派でなかなか理解してもらえないことも多く、いずれも目に見えないモノなので「気のせいじゃない?」と言われて話すら聞いてもらえないようです。

 

化学物質過敏症は身体の中の器に化学物質が溜まり、あふれだしたら発症するイメージで、その器の大小、化学物質を取り込む量の多少、何に反応するか、程度が個々に違います。

 

誰にでも起こる可能性がありますし、規制されている「基準内」の有機溶剤系塗料や防蟻処理がきっかけになった方もいます。

 

電磁波過敏症は、携帯電話を使うと頭痛がしたり、電化製品の近くで気分が悪くなったりと、電磁波に反応して体調不良が起こります。電磁波を発生させている製品から離れたり、有線の製品で防げますが、考慮されたモノは少ないようです。

 

毎日のように使っている洗濯洗剤や整髪料に含まれている香料で気分が悪くなったり、頭痛、めまい、咳がでるというのが香害です。化学物質過敏症のひとつとも言われ、すれ違うだけでも発症することもあるので、全ての人の協力が不可欠です。

 

香水禁止条例を出している海外の地域もあるそうですが、ヨーロッパでは、2005年からアレルゲンになる香料の表示義務が始まったり、日本でも公の場で香料(香水・整髪料)使用の自粛をするように呼び掛ける自治体もでてきたようです。

 

何事もなく普通に暮らす多くの人に「過敏症や香害」で悩む人がいることを知ってもらい、少しでも安全・安心な生活ができるよう、解決に向かえばと切望します。

 

(「木族」2018年2月号より)

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