「えんがわ」コラムの記事一覧
先日、出勤途中の信号待ちで夏祭りののぼりを目にし、あ~もうそんな季節なんだなと、夏休みを目前にしていることにあらためて気づきました。
私の住む町内会では、夏休みのイベントとして、「こども神輿」と「納涼大会」の二つがあり、子どもたちが小学生のころには子ども会の役員をしていたので、この時期は会合や準備にと忙しい時でした。
こども神輿は、終業式が終わった午後、公園に集まり、はっぴを着た子ども達が小さな神輿を担ぎ、町内を1時間ちかく練り歩きます。途中、会社や商店の方がジュースやアイスを準備して出してくれるのがとてもありがたく、中には祝儀をくださる方もいて、地域の方に支えられていることを痛感しました。
納涼大会は、盆踊りの会場で各町会が夜店を出店します。飲食物の販売や、金魚すくい、ゲームなどさまざまですが、私の町会ではくじ引きを出店。くじや賞品になるおもちゃを大量に購入するため松屋町の問屋に行ったのは、初めての経験でした。
事前の準備や当日の段取りなど大変なことも多かったのですが、子ども達と一緒に楽しむことができ、貴重な経験をさせてもらったなと、今では懐かしい夏の思い出になっています。
(国産材住宅推進協会・事務局=柳川洋子)
~2023年木族8月号より~
年に一度の健康診断、みなさんは受けておられますか。3月に入ると年度替わりで必ず送られてくる健康診断の書類を見ては、もうそんな時期なのかと、憂鬱になります。健診日の少し前からお酒を控えたり、食べる量を減らしてみたり。効果があるかはわかりませんが、誰しも経験があるのではないでしょうか。
半年前に歯の矯正治療を始めてから、思っていた以上に歯と矯正器具の間に食べ物が挟まり、食事の後には必ずハブラシと歯間ブラシを使って取り除くようになりました。実はこれが面倒で間食が減り、おやつを食べることが少なくなったんです。そのせいか、体重が少し減っていたのは、嬉しかったですね。
一般健診で一番苦手なのがバリウム検査で、できれば避けたいところですが、数年前にこの検査でひっかかり、胃に炎症が見られたため、後日胃カメラの検査を受けたことがあります。その結果、炎症はピロリ菌だとわかり薬を1週間飲み続けることで収まりました。大きな病気でなく良かったとほっとしたのを覚えています。
自覚症状がない病気が潜んでいるかもしれないと思うと、定期的に健診を受けることはとても大切な事ですね。自分だけでなく、家族のためにも健康に気を付けていきたいと思います。
(国産材住宅推進協会・事務局=柳川洋子)
~2023年木族6月号より~
いつ頃から始まったのか、スタッフの誕生日にはプレゼントを用意し、誕生日前の社内会議の後に、ケーキとコーヒーでささやかな誕生日会を開催しています。
プレゼントは代表からとスタッフみんなからの2つ。最初の頃は「自分では買えないようなちょっとしたもの」をコンセプトに、色々と考えて何にするかを決めていましたが、3回、4回と重ねるうちにネタもつき、最近は事前に「なにか欲しいものありますか?」と聞いてから、その中でデザインや色がその人に似合うかどうかを基準に選んでいます。それでも気に入ってくれるかどうか心配で、プレゼント選びは難しいです。
誕生日会も最初の頃はホールケーキにロウソクを立てバースデーソングを歌った後吹き消していましたが、カットするのも大変だし色んなケーキを用意して、ジャンケンで選ぶ方が楽しく、今は小さなケーキにロウソクを立てています。吹き消した後、みんなから「おめでとう!」と言われるのは、少し照れますがやっぱり嬉しいものですね。
ケーキを食べながら、最近あったことや気になることなど、普段なかなか出来ないプライベートな話も出てくる、いいコミュニケーションの場になっています。みなさんの職場でもいかかですか。
(国産材住宅推進協会・事務局=柳川洋子)
~2023年木族4月号より~
「左の奥歯、歯根がとうとうダメになったので抜歯ですね」半年前の定期検診で言われた時のショックはかなり大きかったです。
今の歯科医にかかり始めた10年程前、右の奥歯が同じ状況で抜歯することになりインプラントと矯正を提案されましたが、娘2人がまだ中学生でこれからかかる教育費の事を考えると、自分にそんな大金をかける気にもなれず、保険のきく部分入れ歯で処置して終わりました。
ところが、噛み心地が悪く食べ物が隙間に挟まるのが嫌で、徐々につけない日が多くなりました。結果、左の奥歯に負担がかかりすぎた事も抜歯に至った要因のの一つだと言われ、反省と後悔の思いでいっぱいでした。
たまたま身近な人がインプラントをした話を聞いたのと、デンタルローンが利用できることを知り、今回こそインプラント&矯正治療をしようと決意。
梼原ツアーでこの話をした所、2人の方から「実は私も少し前にインプラントにしたんです」「40代で矯正治療しましたよ」とお声をかけてもらいました。心のどこかで「この歳で・・・」と思う気持ちがあったので、とても嬉しく勇気づけられました。
今後は、生涯美味しいものを楽しく食べられるよう、日々歯のお手入れや健康に気を付けていきたいと思います。
(2023年木族2月号より)
行きたい所があるんです、とスタッフYさんから誘われ千葉へ出かけてきました。
千葉県市原市を拠点とする小湊鐡道に乗って終着駅にある黒湯温泉に泊まりたい、というのです。
昭和レトロが大好きなYさんと、温泉に目がない私のどちらの希望も叶えたコース内容ですぐに意気投合。宿を手配し、交通手段を調べ、時間や経費的にも飛行機を使っていくのがお得とわかり、私は18年ぶりに空の旅を味わうことが出来ました。
子どもが小さい頃のおでかけは、荷物も増えるし途中で寝てしまう事が多く、ほとんどが車でした。主人の伯父が住む鹿児島に、2歳の娘を膝の上に乗せ義母と共に帰省したフライトが最後で、神戸空港も迎えに行くことはあっても搭乗するのは初めて。ましてや友人との旅行で飛行機に乗るのは独身の頃以来です。人一倍ワクワクしていたことを多分Yさんは知らないでしょう。
ローカル線の小湊鐡道はガタゴト走り、気持ちのいい風を感じつつ田園風景をぼーっと眺めとても癒される時間でした。黒湯温泉は少し肌にまとわりつくような湯ですべすべになり、もう一度訪れたい宿の一つになりました。
Yさんが1年続けた断酒を解禁されたお陰で、2年ぶりに叶った旅行。お酒の復活おめでとう、待ってたよ~!
(2022年木族12月号より)