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国産材コラム

命を支える

きの家、木の家、スギの家

「スギとヒノキと、どちらが好きか」と問われると、ほとんどの人はヒノキと答えます。
住まいの建築でも「ヒノキ普請」は一種のステータスになっています。
「ヒノキはスギよりも強く、香りも色もいい」のがその理由でしょう。でも…。
じっくりと、その香りを確かめてください。比べてもみましょう。

国産材住宅推進協会 を訪問していただければ、それが可能です。

スギのほうが、ヒノキよりも柔らかな香りがしませんか?
触れてみて、ヒノキよりもスギのほうが温かいと思いませんか?

今回は「光合成」の話PART【Ⅰ】です。

「光合成」とは

植物の葉緑素が空気中の炭酸ガスを吸って酸素を出す(造る)ことだと思っていませんか?

斯く言う「木の家木の家杉の家」もそう信じていました。

でも植物は、酸素を出して(造って)から二酸化炭素を摂り入れるそうです。

え? じゃ、その酸素はどこから来たの? という疑問はさておいて…。

光合成」とは、植物が太陽「光」エネルギーを使って、有機物=炭素化合物=を「合成」することなのです。
植物はその過程で酸素を放出し、炭酸ガスを摂り入れます。

人や動物が滅びても植物は生きていけるのは、植物が自分で有機物を製造することができるからです。
私たちは、植物が作った有機物を「食べる」ことで生きていけます。同時に、植物が放出した酸素を取り入れて、初めて有機物の炭素を燃焼させてエネルギーを得ます。
炭素を燃焼させるとCO2が出るので、人はそれを吐き出すのです。

つづく

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