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国産材コラム

はじめに…ありき

きの家、木の家、スギの家

確かに杉は、強度的に桧よりも弱い。しかし安い。

杉の強度は(柱として)桧の8~9割とか。
価格は? 何と半額近い。
ならば桧の倍の量を使えば、桧と同じ値段で5割以上の強さを得られる。

そこまでいかなくとも、桧よりも安く桧と同等の強度になるのだ。

杉はどんどん育っていて、中には放置された森がある。
これを使えば使うほど、山が活性化する(これは桧も同じだが)。

「桧普請」は有名だ。しかし日本には「松普請」「栂普請」「杉普請」もある。
どっしりした「杉普請」を見てみたい。

国産材住宅推進協会 の事務所では杉の床板を体感できる。ぜひどうぞ。

さて「光合成」PARTⅢ

最初に植物(海の浅い部分=太陽光を浴びることができる=で育っていた)が葉緑体によって光合成を始めたとき、海の中の生物は大恐慌をきたしたといいます。この植物が吐き出す酸素は、そんな生命体を次々に破壊して行ったからです。

つまり、最初に地球上(海中)で生まれた生物はほぼ絶滅しました。今の地球上の生き物の世界は、植物の「光合成」から始まったとも言えるのです。
酸素に直接触れても破壊されないように進化した生物だけが、植物と共生できました。
はじめに植物ありき。はじめに光合成ありき。そう思いませんか。

つづく

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