TOP > 国産材の新築・リフォーム > 賃貸マンションに自然素材 【堺市 M様】
[リフォーム]
今回は賃貸物件のリフォームという、ちょっと珍しいケースです。
堺市にお住まいのMさまは、奥さまがシックハウス症候群に
かかっているということで、安心できる素材を使った家づくりに
ついて関心をお持ちでした。自然派志向の家を調べていくうちに、
協会にたどりついたそうです。見学会に参加され実際に自然素材を
使った家を体感され機会があればぜひ、と思われたそうです。
その後、お父様が所有される分譲マンション(賃貸)をリフォーム
することになり、ご依頼をうけました。
「そのマンションは20年前から賃貸にしており、地元の不動産店に
お任せしていました。住む人が入れ替わるたびに、内装に手を
加えますが、10年住んでも1年足らずでも全部やり替えるんですね。
その方が見栄えがよく、借り手がつきやすいということなんですが、
不必要なリフォームもあったかもしれません。この際やり方を改め
ようと、従来の施工ではなく、自然素材を使ったリフォームなら、
体に安全な住まいに関心のある方にも安心して住んでいただけます。
それに無垢の木の床だと、年数とともに風合いが出てきて、毎回
全部やり替えるのではなく、最小限の修繕で対応できそうです。
賃貸で自然素材を使った住まいは目新しいですから、多数の
賃貸物件の中で注目されやすいのでは、という理由もありましたね」
とMさま。
リフォームを施したのは、12.3畳のリビング。床に25ミリの
杉板を張り、壁には化学物質のニオイを分解するゼオライト入りの
塗り壁材「そよかぜ」を塗装しました。
「明るく気持ちのいいリビングになりました。床は素足でも暖かい
し、塗り壁には調湿効果があるので、結露予防が期待できます。
自分が住みたいぐらいです(笑)。3LDKのファミリー向けなので
小さいお子さんのおられるご家庭にもおすすめしたいですね。」
とMさま。