「バスツアー」カテゴリーの記事一覧
10月25日(土)26日(日)に高知県ゆすはら町へ行ってきました。
今年で3回目を迎えるゆすはらツアーには10名のご参加をいただき、
和気あいあいと楽しい2日間となりました。
まずは梼原町森林組合の工場見学をさせていただきました。
工場見学の後は、来年新築される予定のS様が今回娘さんとご参加くださったので、
伐採しやすい森林のある場所まで移動し、伐採祈願祭を体験させていただくことができました。
森林組合の西村さんの祝詞により始まりました。
お施主さまによる榊の献上のあと、斧入れです。
斧入れのあと、樹齢60年の杉が伐採されました。
なかなかの迫力に
「実際に倒れるところを初めて見ました~!」とみなさまご満悦の表情でした。
雲の上の温泉で汗を流していただいた後は、農家民宿かわいさんにて
おいしい田舎皿鉢料理をいただきました。
採れたての新鮮な野菜中心のお料理は、ツアーの一番の楽しみです。
かわいのおかあさん3人の手料理にみな大満足です。
2日目は天候不順のため、カルスト高原は急遽とりやめることが決まり
楽しみにされていた方には大変申し訳ありませんでした。
ゆすはら町内の見学は、まず庁舎から。
町内の公共施設には梼原材がふんだんに使用されています。
「雲の上の温泉」が飛行機(下の写真↓がそうです。)で、この「庁舎」はその格納庫をイメージしてつくられています。
隈研吾さんのデザインによるものだそうです。
木橋で有名な由緒正しき三島神社へ。龍馬脱藩の道へも繋がっています。
来週のお祭りに備えて町の長老たちにより縄のかけかえなどの準備をされていました。
そのあと、1階はゆすはらの野菜や特産品を販売し2階はホテルになっている
マルシェゆすはらへ。
そして、低炭素住宅のLCCM住宅(モデル住宅)の見学をさせてもらいました。
ちょうど前日からお泊りのお客さんがチェックアウトをされているところでした。
1泊2000円/組で利用できるようになっています。(寝具、食事は宿泊者が準備)
梼原の杉や土佐漆喰、土佐和紙などを活用し、冬暖かく夏涼しい住まいを
実際に体験していただける新エネ・省エネ技術を駆使した低炭素住宅になっています。
そしてこの後、ちょうどこの週末に行われていた”梼原芸術祭”の津野山神楽を
鑑賞させていただきました。一千年もの間舞い継がれている伝統文化だそうです。
赤鬼が1歳未満の赤ちゃんを抱っこし舞うことで無病息災を祈願するそうです。
なかなか観る機会のない御神楽を堪能することができました。
この後は、太郎川公園内にある古民家を移築してつくられた
くさぶき食堂にて「脱藩定食」をいただきました。
ここで、梼原の西村さんと田尾さんとはお別れです。
みなさん、名残り惜しくもゆすはらを後にしました。
夕方の高速道路の渋滞に巻き込まれ、協会事務所には
午後7時に到着となりました。
この2日間、本当にお疲れ様でした。
ご参加のお客様も梼原町の皆様もほんとうにありがとうございました。
10月19日(土)、20日(日)に、高知県梼原町を訪ねました。
お申込みも多数いただき、スタッフを含めて総勢24名にて
梼原町森林組合さんのお世話になりました。
今年は2日間ともに小雨が降ったりやんだりのあいにくのお天気と
なりましたが、予定通りにご案内することができました。
協会事務所を朝の7時半に出発し、途中「高知県須崎」にて昼食をとり、
梼原町森林組合さんに午後2時ごろ到着しました。
まずは工場内を見学させていただき、山から出荷された木材が
どのようにして住宅部材になっていくのかを説明していただきました。
今年は山に入り、実際に伐採するところを見せていただきました。
大きなスギが倒れていくシーンは圧巻でしたよ。
(ホテルと温泉をつなぐ回廊です。建築家、隈研吾さんのデザインです)
工場見学の後は、「雲の上の温泉」にて疲れを癒していただき、
農家民宿「かわい」さんにて、懇親会を開催しました。
かわいさんは、3つの宿からなるため、集会所にてそれぞれのお母さん達が
心あたたまる料理でもてなしてくれます。
2日目は朝の7時30分に民宿を出発し、四国カルスト高原にたつ
風力発電を見にでかけました。
このお天気では霧が立ち込めて、風車が見えないかも…と心配されましたが
はっきりとその姿を確認することができました。
風と雨で肌寒く、早々にゆすはら町内にもどり、LCCM住宅(二酸化炭素
排出削減に取り組んだ住宅)を見学させていただきました。
こちらの住宅は体験モデル住宅として、1泊2000円/組にて宿泊体験が
できるそうです。ぜひ泊まってみたいとおっしゃる方がたくさんいらっしゃい
ました。
次に梼原川の6mの落差を活かした小推力発電をバスの中から見学しました。
ここでつくられた電気は昼は中学校に、夜は街路樹にと使用されている
そうです。
(三嶋神社)
(三嶋神社にかかる木橋)
昨年同様、三嶋神社、まちの駅ゆすはら、庁舎と回り、お昼ごはんには
「脱藩定食」をいただき、ゆすはら町をあとにしました。
予定通り、事務所前に19時頃到着いたしました。
2日間にわたる長旅、本当にお疲れさまでした!
森林組合をはじめ、梼原町内のみなさま、色々とありがとうございました。
1月の第3木曜日の24日に、京都府綾部市の
丹州木材市場にて行われる競り市の見学ツアーを
行いました。
競り市は今年から月に2回、第1と第3の木曜日に
開催されることになったそうです。
京都丹州木材市場 ↓
http://www.eonet.ne.jp/~kyototansyuu/koyomi/index.html
通常でしたら、土曜日に行くことがほとんどですが、
そんな競りの様子を体験見学させていただくために
平日のツアーとなりました。
参加者8名、スタッフ3名にて、朝7時30分に
協会前を出発しました。
途中道に迷い到着が30分遅れるというアクシデントに
見舞われ、着いた頃にはもうすでに競りが始まっていました。
㈱いとうの専務、伊東和哉さんに案内していただきました。
広い敷地に所狭しと材が山積みされていました。
木材6000本、約800㎥(立方メートル)。
競り子さんが、1本または1山の㎥単価を独特な口調で
競っていきます。買い手は、すかさず指を動かし買値を
伝えます。いつも買い付けに来られる方だと、だいたい
材をみてこの人が買うだろうな~とわかるそうです。
競り子が鉦(かね)を鳴らせば、落札です。
材はすべてコンピューターで管理され、材種や量などが
記入された紙が貼りつけられており、落札されると
すぐに落札した方の登録番号と落札金額を書きこんで、
市の後にコンピューターに入力され、後日現金にて
取引きされるそうです。(基本、現金のみだそうです。)
途中、缶コーヒーの差し入れをされ、私達にも頂戴しました。
市の終わりには、暖かい食事を買い手のみなさんに振る舞われるそうです。
伊東さんの楽しいお話や説明などを聞きながら
初めての競り体験に一同食い入るように観察していました。
あっという間に時間が来てしまい、名残惜しくも
市場を後にすることに・・・
市場のみなさん、ありがとうございました!
バスを20分ほど走らせ、昼食へ。
綾部市内を流れる由良川沿いにたつ、丹波茶屋ゆらりさんに
お邪魔し、花かご御膳をいただきました。
これに、天ぷら、ご飯、味噌汁、香物がついていました。
久しぶりに京料理をいただき、由良川の景色を眺めながら
楽しいひとときを過ごしました。
昼食の後は、ゆらりさんから10分程の市街地にある
グンゼ博物苑に向かいました。
グンゼ博物苑 ↓
http://www.gunze.co.jp/gunzehakubutu/index.html
道路を挟んで、記念館と博物苑があります。
記念館は昔本社事務所として使っていた建物らしく、大きな金庫や
取引きされていた窓口のようなものが残されていました。
2階には、当時の蚕から糸を紡ぐ機械や創始者
波多野鶴吉さんの銅像などが展示されていました。
グンゼは「郡是」と書くそうで、
「郡」=京都府何鹿郡(現在の綾部市)
「是」=方針、進むべき道
という意味があるそうです。
波多野さんの考えで人格を育てるのは、
「あいさつ」「おそうじ」「靴を揃える」の三つである。
と書かれていたのがとても印象的でした。
気持ちよく暮らし、仕事をする上でとても大切なことだな、
と感じました。
博物館では、昔の蔵を使い、養蚕農家の復元模型や
生糸をつくる機械や工程、またグンゼの製品や技術を
歴史とともに紹介していました。
グンゼって、下着や衣類だけなのかと思っていましたが、
プラスティックフィルムやタッチパネル製品など、幅広く
事業展開されていて、なかでも人口皮膚なども研究開発
されているのには、びっくりしました。
案内をしてくださったグンゼ総務部のAさん、
笑顔が素敵で、お話上手で、1時間半ほど
ずっと館内を案内していただいたのですが、
㈱グンゼの今日までの歴史を知ることができ、
また時代の移り変わりなどもとてもよくわかりました。
ほんとうにあっという間の一日で、
とても有意義な時間を過ごすことができました。
参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。
また、ツアーの実施のために、友人に誘われ
参加頂いたお客様、ご協力頂きました皆様、
本当にありがとうございました。
高知県の梼原町(ゆすはらちょう)を訪ねて、1泊2日の
バスツアーへ行ってきました。
ツアー募集を始めてから、多くのお申込みをいただき
キャンセル待ちまでいただくほどの人気となりました。
バスの定員いっぱいの24名での出発です。
朝からお天気もよく、目立った道路渋滞もなく
トイレ休憩をはさみながら、予定通り午後1時に
高知県須崎市の道の駅にて昼食をとりました。
(釜揚げチリメン・フライ盛・焼魚・煮物が入った”いごっそう”定食)
その後、1時間かけて梼原町に到着です。
まずは、今回お世話になる「梼原町森林組合」を訪ね、
工場内を見学させていただきました。
販売部長の西村さんに、山から伐り出した木が
住宅の柱になるまでの工程を説明していただきました。
そして、ゆすはらのFSCの森へ森林散策です。
下草が生え元気に育つ杉、桧を観察した後は、
森林組合事務所の2階にて、梼原町の取り組みなどに
ついてお話を伺いました。
事務所の方の見送りを後に、いざ「雲の上の温泉」へ。
1時間の入浴タイムでさっぱりしていただき、
お楽しみのお食事です。
カツオのたたきにいたどりの和え物、なすの煮びたしに
さつまうりの漬物など、どれもおいしく大好評でした。
民宿かわいさんは、そよちゃん、きょうちゃん、ゆうちゃんの
仲のよい3人が営まれています。
会館にて2時間ほど楽しくお食事やお酒をいただいた後、
それぞれのお宅から車にて迎えにきていただきました。
翌日は、8時に民宿を出発し四国カルスト高原へ。
天狗高原へ向かう道中に素晴らしい雲海に出会いました。
みなさん、「きれい~!」と溜息をつきながらシャッターを切って
おられました。年に数回ほどしか見られない絶景だそうです。
高原にたつ2基の風力発電は、近くでみると大きく以外に静かに
回っていました。みなさんで記念撮影を、パチリ!
雄大な景色を満喫したあとは、ゆすはら町内へ。
建築家・隈研吾さんが設計された建築物が多いことでも
有名だそうで、まずは雲の上の温泉とホテルを結ぶ
回廊を見学しました。
(雲の上のホテル↑)
雲の上のホテルは飛行機の翼をイメージして造られました。
(後で行く庁舎が格納庫を表しているそうですよ!)
少々時間が押してきたので早足にて次へ移動です。
坂本竜馬をはじめ幕末の志士たちの銅像が建立されている
「維新の群像」へ。
そして、一千余年の歴史を引き継ぐ津野山神楽が
舞い継がれる三嶋神社へ。
なった梼(ゆす)の木がありました。
次は、みなさんお待ちかねのお土産タイムです。
隈研吾さん設計の「町の駅ゆすはら」は、茶堂を
イメージした茅葺き屋根風に造られ、地元の木も
ふんだんに使われています。
1階は、梼原の特産品や野菜などを販売する産直市、
2階は雲の上のホテルの別館となっています。
みなさん両手いっぱいにお買い物をされた後は、
梼原町総合庁舎へ。
こちらの建物の大部分にも町産材が利用され、
太陽光発電システムも導入されています。
その姿は飛行機の格納庫をイメージして造られたそうです。
本当に町のいたるところに、梼原町の木がふんだんに
使われているんだなと感じました。
お昼ご飯は、「農家レストランくさぶき」にて、脱藩定食なる
ものをいただきました。
そば粉100%の手打ちそばに、地元の食材や山菜の煮物など
お腹いっぱいになりました。
こちらの茅葺き屋根の古民家は、昭和16年に実際に町内で
使用されていた民家を移築保存したものだそうです。
懐かしい昔の田舎を体験できました。
2日間にわたり、お世話いただいた森林組合の西村さん、
田尾さんとはここでお別れです。
本当にいろいろとありがとうございました。
みなさんにも大変喜んで頂けたようです。
午後1時に梼原町を出発し一路大阪へ。
2回のトイレ休憩をはさみ、予定通りの午後6時半に
協会事務所前に、無事到着しました。
ハードな2日間になりましたが、本当にお疲れ様でした。
梼原町の方々と触れ合え、楽しい旅となりました。
みなさま、本当にありがとうございました!
春の一日、木津川への日帰りバスツアーに
行ってきました。前日からの雨がしとしとと続き
雨の浄瑠璃寺散策となり、少し肌寒かったです。
また参道や敷地内に咲く四季折々の花から
「花の寺」としても知られているそうです。
サクラ、こぶし、あせびの花が満開でした。
ちょうど「秘仏・吉祥天女像」が一般公開されていて
(3/21~5/20)、幸福の女神さまに
お目にかかることができました。
浄瑠璃寺を出た後は、いざお楽しみの昼食場所へ。
今回はスタッフを合わせ総勢22名プラス運転手さんで
座敷とカウンターに分かれての会食となりました。
わっぱ膳は少しずついろんな種類のおかずが頂けて
みなさまとてもおいしかった!と好評でした。
食事の後は、昨年末に民家で長屋門をリフォームされた
宇治香園さんへ。
(これが長屋門です。)
扉を開けて入ると、ヒノキの香りがただよい、心地よかったです。
設計のHさんからリフォーム前の写真を手に、今回の施工について
詳しく説明してもらいました。
台風で傷んだ外壁を修復し、内装は一新。ヒノキの床と腰板、
しっくいの壁、屋根裏には呼吸する塗壁材”そよ風”を塗り
明るく気持ちのいい空間が完成しました。
門屋はもともと宇治茶の精選加工場だったところで、
そこに続く蔵(築90年)はその保管庫だったそうです。
今回リフォームされ、お客さまを迎え入れるもてなしの場として
生まれ変わりました。
左側の方が心斎橋店の店長さんでその隣が5代目のお施主さまです。
急須で淹れた本来のお茶の味わいを知っていただきたいと、
通常は心斎橋店で行っておられるお茶講座を今回は特別に
長屋門にて、ひらいていただきました。
興味のある方はぜひ心斎橋店にお問い合わせください。
お茶講座の定員が16名で残念ながら受けられなかった
お客さま3名様と、近くのJA直販所にお買いものへ。
昼からは雨もあがり気持ちのいい風が吹いていました。
宇治香園さんに戻り、講座終了後お土産に新茶をいただき
帰路につきました。
宇治香園さん、いろいろとお心遣いありがとうございました。
お客様もご参加いただき、ありがとうございました。
またのバスツアーへのご参加お待ちしております。