TOP > 国産材の新築・リフォーム > 宇治茶老舗のリフォーム(築慶応元年)
[リフォーム]
慶応元年に建てられたという納戸を、生活の多目的スペース
としてリフォームをしました。太い松梁と木製サッシに、杉の
床板が表情を添えています。家族と友人のコミュニケーション
の場として活用されます。
木材は丸太で使うのが一番強いを立証しているような構造です。
赤松の梁が使われていますが、 上からの荷重をささえるためにも
凸になっている曲がり材を使うことは利にかなっています。
外部の建具は当時のままのものです。若干の寒さは拭えませんが
ガラスも昔の手作りガラスで微妙な歪みがかえって味になり、
シックイの白と相まって表情を造っています。