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1月の第3木曜日の24日に、京都府綾部市の
丹州木材市場にて行われる競り市の見学ツアーを
行いました。
競り市は今年から月に2回、第1と第3の木曜日に
開催されることになったそうです。
京都丹州木材市場 ↓
http://www.eonet.ne.jp/~kyototansyuu/koyomi/index.html
通常でしたら、土曜日に行くことがほとんどですが、
そんな競りの様子を体験見学させていただくために
平日のツアーとなりました。
参加者8名、スタッフ3名にて、朝7時30分に
協会前を出発しました。
途中道に迷い到着が30分遅れるというアクシデントに
見舞われ、着いた頃にはもうすでに競りが始まっていました。
㈱いとうの専務、伊東和哉さんに案内していただきました。
広い敷地に所狭しと材が山積みされていました。
木材6000本、約800㎥(立方メートル)。
競り子さんが、1本または1山の㎥単価を独特な口調で
競っていきます。買い手は、すかさず指を動かし買値を
伝えます。いつも買い付けに来られる方だと、だいたい
材をみてこの人が買うだろうな~とわかるそうです。
競り子が鉦(かね)を鳴らせば、落札です。
材はすべてコンピューターで管理され、材種や量などが
記入された紙が貼りつけられており、落札されると
すぐに落札した方の登録番号と落札金額を書きこんで、
市の後にコンピューターに入力され、後日現金にて
取引きされるそうです。(基本、現金のみだそうです。)
途中、缶コーヒーの差し入れをされ、私達にも頂戴しました。
市の終わりには、暖かい食事を買い手のみなさんに振る舞われるそうです。
伊東さんの楽しいお話や説明などを聞きながら
初めての競り体験に一同食い入るように観察していました。
あっという間に時間が来てしまい、名残惜しくも
市場を後にすることに・・・
市場のみなさん、ありがとうございました!
バスを20分ほど走らせ、昼食へ。
綾部市内を流れる由良川沿いにたつ、丹波茶屋ゆらりさんに
お邪魔し、花かご御膳をいただきました。
これに、天ぷら、ご飯、味噌汁、香物がついていました。
久しぶりに京料理をいただき、由良川の景色を眺めながら
楽しいひとときを過ごしました。
昼食の後は、ゆらりさんから10分程の市街地にある
グンゼ博物苑に向かいました。
グンゼ博物苑 ↓
http://www.gunze.co.jp/gunzehakubutu/index.html
道路を挟んで、記念館と博物苑があります。
記念館は昔本社事務所として使っていた建物らしく、大きな金庫や
取引きされていた窓口のようなものが残されていました。
2階には、当時の蚕から糸を紡ぐ機械や創始者
波多野鶴吉さんの銅像などが展示されていました。
グンゼは「郡是」と書くそうで、
「郡」=京都府何鹿郡(現在の綾部市)
「是」=方針、進むべき道
という意味があるそうです。
波多野さんの考えで人格を育てるのは、
「あいさつ」「おそうじ」「靴を揃える」の三つである。
と書かれていたのがとても印象的でした。
気持ちよく暮らし、仕事をする上でとても大切なことだな、
と感じました。
博物館では、昔の蔵を使い、養蚕農家の復元模型や
生糸をつくる機械や工程、またグンゼの製品や技術を
歴史とともに紹介していました。
グンゼって、下着や衣類だけなのかと思っていましたが、
プラスティックフィルムやタッチパネル製品など、幅広く
事業展開されていて、なかでも人口皮膚なども研究開発
されているのには、びっくりしました。
案内をしてくださったグンゼ総務部のAさん、
笑顔が素敵で、お話上手で、1時間半ほど
ずっと館内を案内していただいたのですが、
㈱グンゼの今日までの歴史を知ることができ、
また時代の移り変わりなどもとてもよくわかりました。
ほんとうにあっという間の一日で、
とても有意義な時間を過ごすことができました。
参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。
また、ツアーの実施のために、友人に誘われ
参加頂いたお客様、ご協力頂きました皆様、
本当にありがとうございました。
東淀川区井高野にて
マンション・リノベーション見学会を
オープンハウスにてさせていただきました。
こちらのマンションは3号棟まであるのですが
前日にポスティングをさせてもらった効果か
10時の開始から次々とマンションの方が来てくださいました。
杉の30ミリの床板は上小節(ほとんど節がないもの)で、
見た目もスッキリとして、とてもきれいでした。
そして、なにより温かかったです。
来ていただいたお客様にも、とても好評でした。
「国産材でリフォームするともっと高いのかと
思っていました。」という声もいただき、
ぐっと身近に感じていただけたようです。
お施主さまもお越しくださり、ご一緒に国産材のPRを
してくださいました。
とても説得力のあるお話だったようです。
お施主様に喜んでいただけて、本当にうれしいです。
長時間にわたりお付き合いくださり、ありがとうございました。
雨が降る中、遠方よりお越しいただいたお客様も
本当にありがとうございました。
高知県の梼原町(ゆすはらちょう)を訪ねて、1泊2日の
バスツアーへ行ってきました。
ツアー募集を始めてから、多くのお申込みをいただき
キャンセル待ちまでいただくほどの人気となりました。
バスの定員いっぱいの24名での出発です。
朝からお天気もよく、目立った道路渋滞もなく
トイレ休憩をはさみながら、予定通り午後1時に
高知県須崎市の道の駅にて昼食をとりました。
(釜揚げチリメン・フライ盛・焼魚・煮物が入った”いごっそう”定食)
その後、1時間かけて梼原町に到着です。
まずは、今回お世話になる「梼原町森林組合」を訪ね、
工場内を見学させていただきました。
販売部長の西村さんに、山から伐り出した木が
住宅の柱になるまでの工程を説明していただきました。
そして、ゆすはらのFSCの森へ森林散策です。
下草が生え元気に育つ杉、桧を観察した後は、
森林組合事務所の2階にて、梼原町の取り組みなどに
ついてお話を伺いました。
事務所の方の見送りを後に、いざ「雲の上の温泉」へ。
1時間の入浴タイムでさっぱりしていただき、
お楽しみのお食事です。
カツオのたたきにいたどりの和え物、なすの煮びたしに
さつまうりの漬物など、どれもおいしく大好評でした。
民宿かわいさんは、そよちゃん、きょうちゃん、ゆうちゃんの
仲のよい3人が営まれています。
会館にて2時間ほど楽しくお食事やお酒をいただいた後、
それぞれのお宅から車にて迎えにきていただきました。
翌日は、8時に民宿を出発し四国カルスト高原へ。
天狗高原へ向かう道中に素晴らしい雲海に出会いました。
みなさん、「きれい~!」と溜息をつきながらシャッターを切って
おられました。年に数回ほどしか見られない絶景だそうです。
高原にたつ2基の風力発電は、近くでみると大きく以外に静かに
回っていました。みなさんで記念撮影を、パチリ!
雄大な景色を満喫したあとは、ゆすはら町内へ。
建築家・隈研吾さんが設計された建築物が多いことでも
有名だそうで、まずは雲の上の温泉とホテルを結ぶ
回廊を見学しました。
(雲の上のホテル↑)
雲の上のホテルは飛行機の翼をイメージして造られました。
(後で行く庁舎が格納庫を表しているそうですよ!)
少々時間が押してきたので早足にて次へ移動です。
坂本竜馬をはじめ幕末の志士たちの銅像が建立されている
「維新の群像」へ。
そして、一千余年の歴史を引き継ぐ津野山神楽が
舞い継がれる三嶋神社へ。
なった梼(ゆす)の木がありました。
次は、みなさんお待ちかねのお土産タイムです。
隈研吾さん設計の「町の駅ゆすはら」は、茶堂を
イメージした茅葺き屋根風に造られ、地元の木も
ふんだんに使われています。
1階は、梼原の特産品や野菜などを販売する産直市、
2階は雲の上のホテルの別館となっています。
みなさん両手いっぱいにお買い物をされた後は、
梼原町総合庁舎へ。
こちらの建物の大部分にも町産材が利用され、
太陽光発電システムも導入されています。
その姿は飛行機の格納庫をイメージして造られたそうです。
本当に町のいたるところに、梼原町の木がふんだんに
使われているんだなと感じました。
お昼ご飯は、「農家レストランくさぶき」にて、脱藩定食なる
ものをいただきました。
そば粉100%の手打ちそばに、地元の食材や山菜の煮物など
お腹いっぱいになりました。
こちらの茅葺き屋根の古民家は、昭和16年に実際に町内で
使用されていた民家を移築保存したものだそうです。
懐かしい昔の田舎を体験できました。
2日間にわたり、お世話いただいた森林組合の西村さん、
田尾さんとはここでお別れです。
本当にいろいろとありがとうございました。
みなさんにも大変喜んで頂けたようです。
午後1時に梼原町を出発し一路大阪へ。
2回のトイレ休憩をはさみ、予定通りの午後6時半に
協会事務所前に、無事到着しました。
ハードな2日間になりましたが、本当にお疲れ様でした。
梼原町の方々と触れ合え、楽しい旅となりました。
みなさま、本当にありがとうございました!
池田市の新築が完成し、完成見学会(オープンハウス)を
させていただきました。
2日間ともにお天気がよく、何よりの見学会日和となりました。
両日ともに、若いご家族連れのお客様にたくさんお越しいただきました。
「『24坪で1000万円台』ということで、どんな家なのか
とても興味があって、見にきました。」
という方が多かったですね。
日曜日にはお施主様(奥様)と3歳のお嬢ちゃまの
モモちゃんも案内のお手伝いを頂きました。
ありがとうございました!
嬉しそうに家の中を走り回るモモちゃん。
ほがらかな笑い声が、響きわたっていました。
陽当たりもよく、風の通りも心地いい、杉の香りいっぱいの
すてきなお宅でした。
秋晴れの1日、桜ノ宮にて今年も「森林の市」が開かれました。
例年は2日間行われるのですが、予算の都合で
今年はステージイベントもなくし、場所も縮小しましたが
たくさんの方が来てくださり、本当の「市」という感じで
わいわい賑わった感じでした。
協会では、杉のPRと板張り体験をしていただきました。
小学生の子どもたちが、金槌を手に大工さんから
釘の打ち方を教わっていました。
なかなかの人気で、次から次へと元気な子供たちが
チャレンジしてくれました。
また、高知県のばうむさんから頂いた、木レースの木っ端が
人気を集め、昼からは行列ができるほどでした。
小さな板に木っ端を貼りつけたり、葉っぱの形をしたもの
ばかりを集め花をデザインしたりと、みなさん思い思いに
作品を造られていました。
来年も、みなさまに楽しんでいただけるイベントを
ご用意して、お待ちしております。