イベントレポート

TOP > イベントレポート

イベントレポート

平成25年1月24日(木)綾部日帰りバスツアー「木材競り市とグンゼ博物苑」

1月の第3木曜日の24日に、京都府綾部市の

丹州木材市場にて行われる競り市の見学ツアーを

行いました。

競り市は今年から月に2回、第1と第3の木曜日に

開催されることになったそうです。

 

S-DSCF2636

S-DSCF2637

 

京都丹州木材市場 ↓

http://www.eonet.ne.jp/~kyototansyuu/koyomi/index.html

 

通常でしたら、土曜日に行くことがほとんどですが、

そんな競りの様子を体験見学させていただくために

平日のツアーとなりました。

 

参加者8名、スタッフ3名にて、朝7時30分に

協会前を出発しました。

途中道に迷い到着が30分遅れるというアクシデントに

見舞われ、着いた頃にはもうすでに競りが始まっていました。

 

S-DSCF2612

 

㈱いとうの専務、伊東和哉さんに案内していただきました。

広い敷地に所狭しと材が山積みされていました。

木材6000本、約800㎥(立方メートル)。

 

S-DSCF2622

 

競り子さんが、1本または1山の㎥単価を独特な口調で

競っていきます。買い手は、すかさず指を動かし買値を

伝えます。いつも買い付けに来られる方だと、だいたい

材をみてこの人が買うだろうな~とわかるそうです。

競り子が鉦(かね)を鳴らせば、落札です。

 

S-DSCF2638

材はすべてコンピューターで管理され、材種や量などが

記入された紙が貼りつけられており、落札されると

すぐに落札した方の登録番号と落札金額を書きこんで、

市の後にコンピューターに入力され、後日現金にて

取引きされるそうです。(基本、現金のみだそうです。)

 

途中、缶コーヒーの差し入れをされ、私達にも頂戴しました。

市の終わりには、暖かい食事を買い手のみなさんに振る舞われるそうです。

 

伊東さんの楽しいお話や説明などを聞きながら

初めての競り体験に一同食い入るように観察していました。

あっという間に時間が来てしまい、名残惜しくも

市場を後にすることに・・・

市場のみなさん、ありがとうございました!

バスを20分ほど走らせ、昼食へ。

 

S-DSCF2652

S-DSCF2664

S-DSCF2662

綾部市内を流れる由良川沿いにたつ、丹波茶屋ゆらりさんに

お邪魔し、花かご御膳をいただきました。

 

S-DSCF2641

これに、天ぷら、ご飯、味噌汁、香物がついていました。

久しぶりに京料理をいただき、由良川の景色を眺めながら

楽しいひとときを過ごしました。

S-DSCF2648

 

昼食の後は、ゆらりさんから10分程の市街地にある

グンゼ博物苑に向かいました。

 グンゼ博物苑 ↓

http://www.gunze.co.jp/gunzehakubutu/index.html

 

道路を挟んで、記念館と博物苑があります。

S-DSCF2674

S-DSCF2665

記念館は昔本社事務所として使っていた建物らしく、大きな金庫や

取引きされていた窓口のようなものが残されていました。

2階には、当時の蚕から糸を紡ぐ機械や創始者

波多野鶴吉さんの銅像などが展示されていました。

 

グンゼは「郡是」と書くそうで、

「郡」=京都府何鹿郡(現在の綾部市)

「是」=方針、進むべき道

という意味があるそうです。

 

波多野さんの考えで人格を育てるのは、

「あいさつ」「おそうじ」「靴を揃える」の三つである。

と書かれていたのがとても印象的でした。

気持ちよく暮らし、仕事をする上でとても大切なことだな、

と感じました。

 

S-DSCF2673

S-DSCF2677

博物館では、昔の蔵を使い、養蚕農家の復元模型や

生糸をつくる機械や工程、またグンゼの製品や技術を

歴史とともに紹介していました。

グンゼって、下着や衣類だけなのかと思っていましたが、

プラスティックフィルムやタッチパネル製品など、幅広く

事業展開されていて、なかでも人口皮膚なども研究開発

されているのには、びっくりしました。

 

 

案内をしてくださったグンゼ総務部のAさん、

笑顔が素敵で、お話上手で、1時間半ほど

ずっと館内を案内していただいたのですが、

㈱グンゼの今日までの歴史を知ることができ、

また時代の移り変わりなどもとてもよくわかりました。

 

ほんとうにあっという間の一日で、

とても有意義な時間を過ごすことができました。

参加いただいたみなさま、お疲れさまでした。

 また、ツアーの実施のために、友人に誘われ

参加頂いたお客様、ご協力頂きました皆様、

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

平成24年11月23日(祝)東淀川区のマンションリノベーション見学会

東淀川区井高野にて

マンション・リノベーション見学会を

オープンハウスにてさせていただきました。

S-P1010595

S-P1010585

S-P1010589

こちらのマンションは3号棟まであるのですが

前日にポスティングをさせてもらった効果か

10時の開始から次々とマンションの方が来てくださいました。

杉の30ミリの床板は上小節(ほとんど節がないもの)で、

見た目もスッキリとして、とてもきれいでした。

S-P1010608

そして、なにより温かかったです。

来ていただいたお客様にも、とても好評でした。

「国産材でリフォームするともっと高いのかと

思っていました。」という声もいただき、

ぐっと身近に感じていただけたようです。

S-P1010617

S-DSCF2596

お施主さまもお越しくださり、ご一緒に国産材のPRを

してくださいました。

とても説得力のあるお話だったようです。

お施主様に喜んでいただけて、本当にうれしいです。

長時間にわたりお付き合いくださり、ありがとうございました。

 

雨が降る中、遠方よりお越しいただいたお客様も

本当にありがとうございました。

 

平成24年10月20日(土)・21日(日)1泊2日バスツアー「ゆすはらの森を訪ねて」

高知県の梼原町(ゆすはらちょう)を訪ねて、1泊2日の

バスツアーへ行ってきました。

ツアー募集を始めてから、多くのお申込みをいただき

キャンセル待ちまでいただくほどの人気となりました。

バスの定員いっぱいの24名での出発です。

S-DSCF2314

 

朝からお天気もよく、目立った道路渋滞もなく

トイレ休憩をはさみながら、予定通り午後1時に

高知県須崎市の道の駅にて昼食をとりました。

S-DSCF2326

S-DSCF2320
(釜揚げチリメン・フライ盛・焼魚・煮物が入った”いごっそう”定食)

 

その後、1時間かけて梼原町に到着です。

まずは、今回お世話になる「梼原町森林組合」を訪ね、

工場内を見学させていただきました。

S-DSCF2363

販売部長の西村さんに、山から伐り出した木が

住宅の柱になるまでの工程を説明していただきました。

S-DSCF2355

S-DSCF2374

S-DSCF2406

そして、ゆすはらのFSCの森へ森林散策です。

S-DSCF2379

S-DSCF2386

下草が生え元気に育つ杉、桧を観察した後は、

森林組合事務所の2階にて、梼原町の取り組みなどに

ついてお話を伺いました。

S-DSCF2410

S-DSCF2414

 

 

事務所の方の見送りを後に、いざ「雲の上の温泉」へ。

S-DSCF2423

 

1時間の入浴タイムでさっぱりしていただき、

お楽しみのお食事です。

S-DSCF2433

S-DSCF2437

S-DSCF2438

カツオのたたきにいたどりの和え物、なすの煮びたしに

さつまうりの漬物など、どれもおいしく大好評でした。

S-DSCF2436

民宿かわいさんは、そよちゃん、きょうちゃん、ゆうちゃんの

仲のよい3人が営まれています。

会館にて2時間ほど楽しくお食事やお酒をいただいた後、

それぞれのお宅から車にて迎えにきていただきました。

 

翌日は、8時に民宿を出発し四国カルスト高原へ。

S-DSCF2456

天狗高原へ向かう道中に素晴らしい雲海に出会いました。

みなさん、「きれい~!」と溜息をつきながらシャッターを切って

おられました。年に数回ほどしか見られない絶景だそうです。

 

高原にたつ2基の風力発電は、近くでみると大きく以外に静かに

回っていました。みなさんで記念撮影を、パチリ!

S-DSCF2474

S-DSCF2484

 

雄大な景色を満喫したあとは、ゆすはら町内へ。

建築家・隈研吾さんが設計された建築物が多いことでも

有名だそうで、まずは雲の上の温泉とホテルを結ぶ

回廊を見学しました。 

S-DSCF2422

S-DSCF2489

無題

(雲の上のホテル↑)

雲の上のホテルは飛行機の翼をイメージして造られました。

(後で行く庁舎が格納庫を表しているそうですよ!)

少々時間が押してきたので早足にて次へ移動です。

 

坂本竜馬をはじめ幕末の志士たちの銅像が建立されている

「維新の群像」へ。

S-DSCF2499

 

 

そして、一千余年の歴史を引き継ぐ津野山神楽が

舞い継がれる三嶋神社へ。

S-DSCF2520

S-DSCF2510


昔、この地域に群生していたことから地名の由来に

なった梼(ゆす)の木がありました。

S-DSCF2512

 

 

次は、みなさんお待ちかねのお土産タイムです。

S-DSCF2521

隈研吾さん設計の「町の駅ゆすはら」は、茶堂を

イメージした茅葺き屋根風に造られ、地元の木も

ふんだんに使われています。

S-DSCF2525

S-DSCF2523

1階は、梼原の特産品や野菜などを販売する産直市、

2階は雲の上のホテルの別館となっています。

 

みなさん両手いっぱいにお買い物をされた後は、

梼原町総合庁舎へ。

S-DSCF2531

こちらの建物の大部分にも町産材が利用され、

太陽光発電システムも導入されています。

その姿は飛行機の格納庫をイメージして造られたそうです。

S-DSCF2537

S-DSCF2540

S-DSCF2533

本当に町のいたるところに、梼原町の木がふんだんに

使われているんだなと感じました。

 

お昼ご飯は、「農家レストランくさぶき」にて、脱藩定食なる

ものをいただきました。

S-DSCF2556

S-DSCF2549

そば粉100%の手打ちそばに、地元の食材や山菜の煮物など

お腹いっぱいになりました。

S-DSCF2560

S-DSCF2561

こちらの茅葺き屋根の古民家は、昭和16年に実際に町内で

使用されていた民家を移築保存したものだそうです。

懐かしい昔の田舎を体験できました。

 

2日間にわたり、お世話いただいた森林組合の西村さん、

田尾さんとはここでお別れです。

本当にいろいろとありがとうございました。

みなさんにも大変喜んで頂けたようです。

 

午後1時に梼原町を出発し一路大阪へ。

2回のトイレ休憩をはさみ、予定通りの午後6時半に

協会事務所前に、無事到着しました。

ハードな2日間になりましたが、本当にお疲れ様でした。

梼原町の方々と触れ合え、楽しい旅となりました。

みなさま、本当にありがとうございました! 

平成24年10月13日(土)・14日(日)池田市の家 完成見学会~オープンハウス~

池田市の新築が完成し、完成見学会(オープンハウス)を

させていただきました。

S-DSCF2272

S-DSCF2280

2日間ともにお天気がよく、何よりの見学会日和となりました。

両日ともに、若いご家族連れのお客様にたくさんお越しいただきました。

P1010150s

S-DSCF2289

「『24坪で1000万円台』ということで、どんな家なのか

とても興味があって、見にきました。」

という方が多かったですね。

 

S-DSCF2291

S-DSCF2299

日曜日にはお施主様(奥様)と3歳のお嬢ちゃまの

モモちゃんも案内のお手伝いを頂きました。

ありがとうございました!

嬉しそうに家の中を走り回るモモちゃん。

ほがらかな笑い声が、響きわたっていました。

P1010159s

 

陽当たりもよく、風の通りも心地いい、杉の香りいっぱいの

すてきなお宅でした。

平成24年10月7日(日)森林の市2012 in桜ノ宮

秋晴れの1日、桜ノ宮にて今年も「森林の市」が開かれました。

S-DSCF2240

S-P1010044

例年は2日間行われるのですが、予算の都合で

今年はステージイベントもなくし、場所も縮小しましたが

たくさんの方が来てくださり、本当の「市」という感じで

わいわい賑わった感じでした。

 

協会では、杉のPRと板張り体験をしていただきました。

S-P1010071

小学生の子どもたちが、金槌を手に大工さんから

釘の打ち方を教わっていました。

なかなかの人気で、次から次へと元気な子供たちが

チャレンジしてくれました。

 

また、高知県のばうむさんから頂いた、木レースの木っ端が

人気を集め、昼からは行列ができるほどでした。

S-P1010077

小さな板に木っ端を貼りつけたり、葉っぱの形をしたもの

ばかりを集め花をデザインしたりと、みなさん思い思いに

作品を造られていました。


S-DSCF2259

来年も、みなさまに楽しんでいただけるイベントを

ご用意して、お待ちしております。

(C) 2017 NPO法人国産材住宅推進協会 All Rights Reserved.