私たち国産材住宅推進協会は、国産材を使用した安全で健康的な家づくりを支援するNPO法人です。

事務所の一階倉庫で行いました、塗り壁体験の様子をご報告いたします。

急きょ、地球環境技術研究所の藤さんがお越しいただけなくなりましたが、たくさんの方にご参加いただき、大盛況に終わりました。「自分の家の壁を塗ります！」という参加者の方も多く、みなさん左官屋の武田さんご指導のもと、一生懸命塗っておられました。

今回みなさんがチャレンジしたのは、漆喰と珪藻土。（下塗りは前日に武田さんに塗っていただきました。）

武田さんが塗られているのを見ていると、一見簡単そうなのですが、やはり実際自分がやってみると難しい！
みなさん苦戦されていました。

右上が武田さんの塗られた壁。一目瞭然です・・。
さすが職人の技！

お母様とご参加されていたお子さんも、「自分の部屋の壁を塗るんや！」と頑張っておられました。

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内装材にはクロスがよく使われています。
それに対し塗り壁は、すばらしい調湿効果がありながら、高価であるために現実には使いづらいものになっています。

今回はDEED珪藻土を取り扱う「地球環境技術研究所」の代表・藤さんにお越しいただき、業界初の消臭効果の高いゼオライトと竹炭を混入し、素人にも塗り易い壁材「微風」を紹介していただきます。
左官屋さんの仕事を残したい！という思いがあり、珪藻土も使いたいのですが、手間代と合わせればどうしてもコストアップになります。しかし、そうしたことで左官仕事が減る一方、となれば結果として、左官屋さんの存続にかかわってきます。
伝統文化として残していきたい。左官技術と、そのシェアーを広めたい。住宅やマンションや老人ホームなどに塗る左官仕事は、おのずと違ってもいいのではと考えるのです。

当日は、技術を誇る素晴らしい左官屋さんにもお越しいただきます。 漆喰や珪藻土など、様々な塗り壁の実技とお話をしていただき、みなさんにも塗り体験をしていただきたいと思います。ぜひこの機会にご参加ください。

◆日　時：平成21年4月11日（土）午後1時半～
◆場　所：国産材住宅推進協会事務所
  阪急宝塚線「三国駅」を下車、徒歩約３分）
◆参加費：一人千円（当協会会員様 500円）