私たち国産材住宅推進協会は、国産材を使用した安全で健康的な家づくりを支援するNPO法人です。

京都府相楽郡山城村にある、柿渋製造販売会社、㈱トミヤマさんを訪れました。今回は１３名の方にご参加いただきました。ありがとうございます。

お天気に恵まれ、近くを流れる木津川の風景がとても良く、外でお弁当を食べるのには、最高でした。

㈱トミヤマの代表、吉村さんに柿渋やべんがらのいろんなお話をしていただきました。みなさんますます柿渋に興味を持たれたご様子。次に工房を見学させていただきました。

そして塗り体験。杉とヒノキにそれぞれ柿渋とべんがら、油（食用の使用済油でも良いそうです）を調節しながら塗っていきます。柿渋は、一般的なものと無臭タイプなど、いろいろ試してみました。塗ってすぐ布で拭き取ると色ムラもなく、きれいに仕上がるそうです。

上がヒノキで、下が杉です。
塗った後の雰囲気が違うのが見てわかります。

次はべんがらを混ぜて塗ってみました。

いろんな色のべんがらがありますが、この色は色粉などでつけるのでなく、焼成の温度と粒子によってつけられるのだとか。
白と赤を混ぜてピンク色を作ったり、黒でも工夫次第で風合いが変わってきます。

みなさん、自分で塗った板を記念に持ち帰られていました。
柿渋を購入していく方も。ぜひおうちで試してみてくださいね。

—————————————————
みなさん、柿渋をご存じでしょうか？

青い未熟の渋柿を潰し、圧搾して出来たその果汁を発酵させた物が柿渋です。
この柿渋、知れば知るほど優れものなのです。
柿渋の成分はタンニンですが、防虫、防水、防腐、抗菌効果もあり木材の塗料として最適です。

今回はバスで新緑の京都府相楽郡にある、株式会社トミヤマさんを見学します。さまざまな書物に紹介されているメジャーな柿渋製造メーカーさんです。こちらで柿渋やべんがらなどの素材にふれ、杉やヒノキの塗り体験します。

◆日 時：平成21年5月10日（日）
◆集合時間：午前9時
◆集合場所：阪急宝塚線「三国」駅から西へ徒歩約3分
                    協会事務所前
◆参 加 費 ：2千円／一人※お弁当を各自ご持参ください。
◆講　師：㈱トミヤマ・代表
◆締　切：5月7日
◆定　員：23名◆お申込方法：電話（06-6395-3332）またはメールフォームにて
※定員に達しましたら締め切らせていただきます。
   小さなお子様のご参加はご遠慮ください。