TOP > イベントレポート > 平成24年10月20日(土)・21日(日)1泊2日バスツアー「ゆすはらの森を訪ねて」
高知県の梼原町(ゆすはらちょう)を訪ねて、1泊2日の
バスツアーへ行ってきました。
ツアー募集を始めてから、多くのお申込みをいただき
キャンセル待ちまでいただくほどの人気となりました。
バスの定員いっぱいの24名での出発です。
朝からお天気もよく、目立った道路渋滞もなく
トイレ休憩をはさみながら、予定通り午後1時に
高知県須崎市の道の駅にて昼食をとりました。
(釜揚げチリメン・フライ盛・焼魚・煮物が入った”いごっそう”定食)
その後、1時間かけて梼原町に到着です。
まずは、今回お世話になる「梼原町森林組合」を訪ね、
工場内を見学させていただきました。
販売部長の西村さんに、山から伐り出した木が
住宅の柱になるまでの工程を説明していただきました。
そして、ゆすはらのFSCの森へ森林散策です。
下草が生え元気に育つ杉、桧を観察した後は、
森林組合事務所の2階にて、梼原町の取り組みなどに
ついてお話を伺いました。
事務所の方の見送りを後に、いざ「雲の上の温泉」へ。
1時間の入浴タイムでさっぱりしていただき、
お楽しみのお食事です。
カツオのたたきにいたどりの和え物、なすの煮びたしに
さつまうりの漬物など、どれもおいしく大好評でした。
民宿かわいさんは、そよちゃん、きょうちゃん、ゆうちゃんの
仲のよい3人が営まれています。
会館にて2時間ほど楽しくお食事やお酒をいただいた後、
それぞれのお宅から車にて迎えにきていただきました。
翌日は、8時に民宿を出発し四国カルスト高原へ。
天狗高原へ向かう道中に素晴らしい雲海に出会いました。
みなさん、「きれい~!」と溜息をつきながらシャッターを切って
おられました。年に数回ほどしか見られない絶景だそうです。
高原にたつ2基の風力発電は、近くでみると大きく以外に静かに
回っていました。みなさんで記念撮影を、パチリ!
雄大な景色を満喫したあとは、ゆすはら町内へ。
建築家・隈研吾さんが設計された建築物が多いことでも
有名だそうで、まずは雲の上の温泉とホテルを結ぶ
回廊を見学しました。
(雲の上のホテル↑)
雲の上のホテルは飛行機の翼をイメージして造られました。
(後で行く庁舎が格納庫を表しているそうですよ!)
少々時間が押してきたので早足にて次へ移動です。
坂本竜馬をはじめ幕末の志士たちの銅像が建立されている
「維新の群像」へ。
そして、一千余年の歴史を引き継ぐ津野山神楽が
舞い継がれる三嶋神社へ。
なった梼(ゆす)の木がありました。
次は、みなさんお待ちかねのお土産タイムです。
隈研吾さん設計の「町の駅ゆすはら」は、茶堂を
イメージした茅葺き屋根風に造られ、地元の木も
ふんだんに使われています。
1階は、梼原の特産品や野菜などを販売する産直市、
2階は雲の上のホテルの別館となっています。
みなさん両手いっぱいにお買い物をされた後は、
梼原町総合庁舎へ。
こちらの建物の大部分にも町産材が利用され、
太陽光発電システムも導入されています。
その姿は飛行機の格納庫をイメージして造られたそうです。
本当に町のいたるところに、梼原町の木がふんだんに
使われているんだなと感じました。
お昼ご飯は、「農家レストランくさぶき」にて、脱藩定食なる
ものをいただきました。
そば粉100%の手打ちそばに、地元の食材や山菜の煮物など
お腹いっぱいになりました。
こちらの茅葺き屋根の古民家は、昭和16年に実際に町内で
使用されていた民家を移築保存したものだそうです。
懐かしい昔の田舎を体験できました。
2日間にわたり、お世話いただいた森林組合の西村さん、
田尾さんとはここでお別れです。
本当にいろいろとありがとうございました。
みなさんにも大変喜んで頂けたようです。
午後1時に梼原町を出発し一路大阪へ。
2回のトイレ休憩をはさみ、予定通りの午後6時半に
協会事務所前に、無事到着しました。
ハードな2日間になりましたが、本当にお疲れ様でした。
梼原町の方々と触れ合え、楽しい旅となりました。
みなさま、本当にありがとうございました!