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2007.12.19
一年点検 イン 京丹後
早いもので京丹後のお家が1年を経過し、建物のチェックに伺いました。
1年前のこと、現場の土を採取し地鎮祭を神社で行うことになっていたのですが、
当日は大雪で、現場に積もった1メートルの雪を掻き分け掻き分け、
やっとのことでコップ1杯の土を運んだことを思い出しました。
雪の降ることが想定されたにもかかわらず、長靴もシャベルも用意されていない
状態に、担当者を叱ったこともあったような・・・・・。
アクシデントが多いのも建築現場です。
それだけに気配り目配りが要求されます。
かなり大きな部材寸法の木材を使用しているため、
梁などに割れが入っているかと思いきや、ヒビや割れも殆ど無くて
乾燥が安定していたことが伺われました。
自然素材を使っていれば、大抵の住まいは建具調整が必要になります。
差し鴨居(構造材として上部の荷重を支える為、成の高い材が使用)
ということもあり、3箇所ほど開けにくくなってました。
また、一年使ってみて、業務用のシンクが深いため洗い桶が低く
腰に負担がかかるため、検討することになりました。
特に業務用などの場合、実際に当たってみる必要があると痛感しました。
二階に上がれば、家の中に家がありました。
クリスマスを前に、お孫さんのために手づくりのダンボールハウスが建っていました。
愛情という見えない断熱材に包まれて、あったかそう。
お 見 事 !



