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2015.09.11
昭和13年生まれの家
10年前に国産材住宅推進協会で木製品を買った方から
リフォームを考えているので、
チェックをしてほしいというご依頼です。
2軒つづき(2戸1)のお宅です
76歳になるお住まいですが、
戦前の長屋で時々出逢うのですが、腕のいい大工さんが建てたのでしょう
たいへんしっかりした建物でした。
ここもそうですが
ほとんどのお宅はゆとりある中庭を取り崩し
浴室やお手洗いを増築されています。
昔懐かしい祖母の家を思い出しました。
階段は急こう配ですが、
玄関からと奥座敷からの2か所に設けられています。
87歳のお母様と、ご一緒に生活されています
認知症の初期段階だと伺いましたが
ちゃんとした会話をされ、
お茶の先生をされていたそうで
その片鱗が伺えます。
階段に掛けられた仏像の絵は
お母様の作品だそうです
お上手ですね、と声をかければ
嬉しい笑顔がかえってきました
「いま、額縁はどれくらいしますか、これは3万円でした」
娘さんがすかさず、
「自分で払ったお金は、しっかり覚えてるんやから」
笑いがボケの進行を遅らせると聞きました
まだまだ大丈夫でしょう








