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2013.09.26
天然砕石パイル工法って?
地盤補強について、営業に来られ
「天然砕石パイル工法」という耳慣れない
地盤補強があることを知りました。
奈良で施工している現場がある、という情報を得て
早速、見に行きました。
主として2階~3階建ての木造住宅に適合しているようです
施工法は柱状改良とあまり変わらないのですが
先ずは直径60センチ程の穴をドリルで3メートル掘り
(この現場は支持地盤(しっかりした地盤)が3メートルしたに存在)
穴の土をきれいに掻き出します
その穴に天然の砕石を入れ、ドリルの先端からエアーを送りながら
突き固めていきます。
柱状改良は基礎の真下に施工し点で支えるのに対し
砕石パイルは基礎より内側に控えて打設し
側壁面で固め、強度を出すことです。
たったそれだけのことですが、柱状改良と違う点は
施工した跡が大変きれいで、あとの基礎工事がしやすいこと
先々取り壊したとき、
土中埋設物として処理する必要がないことです。
もちろん
完了後、地盤改良報告書が発行されます
全国で2万件の施工実績があるようですが
関西圏ではまだまだ少ないようです。
チャンスがあれば見学会でご紹介したいと考えています。



