日曜日はバクハツだぁ!!
5年前に建てられたお施主さんから
千里ニュータウンにかかわった先生の講演があるので行きませんか、
というお誘いで日曜日出かけました。
場所は「吹田市立博物館」です。
岸辺駅の近くで駐車場完備とあり、車で・・・
丁度、名神高速道路の際々にあり、アクセスのややこしいこと

周りは樹木に覆われ、都会に忘れられたように佇んでました。
まさに博物館
昆虫採集の大人が網を片手に二人で走ったはりました。
(何やらファーブル的)
入り口でレジュメを受け取って
「大阪万博は何だったのかー進歩と調和の実相ー」
って、千里ニュータウンの文字は見当たらず・・・
難しそ
講師はまちづくり市民大学院教授・角橋徹也先生
計画段階からかかわられ、大阪万博を成功に導かれたお一人です。
100万坪の土地買収をたった2年で行った、というからびっくりです。
昨年は、大阪万博(1970年)40周年の年で、
岡本太郎の生誕100年でもあり
最近メディアで取り上げられることが多いみたいです。
当時は高度成長期で、
池田勇人が「所得倍増」を謳い年10%の成長率で、
政権は佐藤栄作首相の時代でした。
一億総中流の時代といわれ、そんな時もあったよな
おもしろいエピソードを聞きました。
アバンギャルド(前衛)の騎士であった岡本太郎は
万博にかかわることを拒否していたようですが丹下健三が創るお祭り広場(高さ37m、長さ1000m、幅150m)
の天井をぶち抜くことに強い意欲を示したようです。
そこで「太陽の塔」が出来上がったとか。
進歩と調和で始まった万博ですが
小難しい理論より、パッと華やかに楽しくやろう!!
にシフトしていったようです。
大阪近郊の里山であった千里の環境を破壊したという
バッシングもあったようですが
いずれにせよ日本万博(大阪万博)型が、おそらく万博の最後となり
今後、開かれる万博はこの万博の域を超えられないだろう。
と結ばれたのが印象的でした。
事実、つくばも、愛知も上海も・・・かな
一瞬しまったと思った聴講でしたが
終わってみれば、興味あることばかりで
懐かしく、よき時代を思いだしました
あ~楽しかった。
人の話は聞いてみるもんです
なにやら価値ある日曜日に・・・




