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2008.11.19

高知ツアー ? けなげな杉の親木

動けないほどにお腹を満たし、

いざ、出陣!

その前に、まゆみという木をP1060794_20081118191932.jpg

参加者さんから教えてもらいました。

「来年たのんまっせぇ」

まず、案内された森林は

間伐を終えた山P1060806.jpg

太陽が射し、下草が青々と

生い茂っています。

沢を渡り、案内されたのは

間伐されていない森林でした。

虚弱な木が密集し、太陽が射さないため

下草は一本も生えていません。P1060811.jpg

これが「緑の砂漠です」

間伐するときは、

細い木と、弱っている木と、

中央の右の奥に一段と大きい「暴れ木」を

選んで伐るようです。

暴れ木は建材になっても暴れるようです。

何事もほどほどゆうことでしょうな。

手入れした林と間伐されない林の

境目に立ち撮影しました。P1060820.jpg

まさにジキルとハイドです。

間伐がどれだけ大切か

一目瞭然、目に焼き付けました。

30年前に伐採され、苔むした切り株です。

杉苔がびっしりと覆っています。P1060819.jpg

「それは杉の親木です、

横に育っている杉は子供ですよ。

子供の生長を見守り、切り株になっても

なかなか腐らないんですよ。

30年じゃあまだまだ頼りなくて、

死ねんでしょうね。

きっと根はまだ絡まって、

親から養分を貰っていますよ」と田岡さん。

木の神秘性を、又、一つ知りました。

パラサイトされてる親木が

何やらけなげに感じました。

             ?つづくー

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