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2013.05.01
詭弁ちゃうのん
お茶漬けさん、これ読んで感想聞かせてください
ある林業関係者の方から渡された雑誌は
「WEDGE」でした。
特集記事が組まれていて
「花粉症は「公害」だ 行政の不作為を問う」
という見出しがついていました。
結論は、補助金1200億円を要する「間伐」ではスギは減らず、
花粉症解決のためには「皆伐」を進めるべきだと主張しています。
森林総合研究所の林業システム研究員の方は
皆伐しても植林すれば水源機能は落ちることはなく
土砂の表層崩れは、雑草木でも防ぐことができる。
皆伐そのものでなく、適切に管理されなかったことが問題で
むしろ大規模化することで伐採や輸送コストが下がる
と推奨していますが・・・・・・
現在の林業の状況で、皆伐した後に植林を自発的にする人はいるでしょうか
多少の補助金をもらったとしても
山村の過疎化、後継者不足、高齢化の改善は望めるのでしょうか
なんだかんだいいながらも、山の緑が保たれているのは
営々と守り続けてきた山人が存在したからです。
花粉症を野放しにすることは望みませんが、
無花粉スギの研究開発も進められているようです
今すぐという訳にはいきませんが・・・・・・
ある林業県ではすでに皆伐が進んでおり、
他県からの批判を聞いたこともあります
掲載記事を読めば読むほどに
花粉を盾にした詭弁としか残念ながら思えないのですが







