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2011.06.17

顔を出した松丸太

2年前に建てた木造3階建てのお施主様から

「1階天井裏に隠れている赤松の丸太梁を現しにできませんか」

というご相談をいただきました。s-P1080768.jpg
(棟上の最中に見える末口40センチの松丸太)

建築して1年後に亡くなられたおばあちゃんのお部屋が空き

ご主人がそこを書斎に使いたいということと、

リビングの隅のクロスに隙が出ているのが気になり、

生前おばあちゃんが「松梁を隠すのは勿体無い」と

話されていたことが思い出され

おばあちゃんが梁を出すことを望まれているようで・・・・

ということでした。

あまり予算をかけずに梁を見せるには

リビングの天井をめくり、

梁がどのように見えるか心配ではあったのですが

おばあちゃんの想いも叶えたくてs-P1150656.jpg

二階の床下地の構造用合板(法規で義務付け)を隠すため

ブラスターボードを張り、

そよ風(竹炭とゼオライト入り塗壁)で仕上げました。

夜になれば中の影が映るというキッチンの地窓に

ヒノキの面格子を取りつけ仕上がりです。s-P1150655.jpg

この工事中に、近所の女の子数人(小学生)が

ピンポーンとならし

「まだお家が新しいのに、何をしたはるんですか」

と訊ねたそうな

奥様は対応に目を白黒

はやくも「大阪のおばちゃん」の素質十分です

頼もしいというか・・・なんちゅうか

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