magazine
2011.01.28
久保春一っあん逝く
尼崎で永年にわたり左官業を営んでいた
久保春一さんが永眠されました。
昭和43年ごろ務めていた工務店の職方さんとして
左官仕事を一手に請けて頑張っておられました。
往年の東映の時代劇スターを彷彿とする風貌で
穏やかで男気があり、
県や市でも左官組合の理事長を務めていた方です。
建築が隆盛の時代
当時その会社では、年末の工賃支払いは
12月の支払日に前倒しで1月分も纏めて払う
という慣わしがありました。
左官屋さんには現金払いで
12月10日に一千万円をキャッシュで支払い
風呂敷に包んで帰られたことを思い出しました。
80歳を前にして
「息子も後を継がんから店を閉めるわ」
と寂しそうに語っておられましたが
店じまいしてからも
仕事が出れば、「何とかやってよ」に
「わし、鏝むらつけんのんはニガテやけど」
と言いながら5年前まで現場で
お見かけしてたんですが・・・
享年90歳
見事な左官人生を全うされました。
今では一番番頭であったT左官さんが
民家の仕事を継いでくれてます。
何よりも左官仕事が増えない限りは
後継者も育ちません
林業も左官も木建具やも畳屋も
ぜんぶ、ぜ?んぶ
大切な日本の文化です
いい職人さんが消えていくようで・・・
あなたの部屋の一壁をシックイに
しませんか
.jpg)






