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2010.06.08
小布施のセーラームーン
6月5日で紹介の
桝一市村酒造場のセーラー・マリ・カミングスさんを
訪ね、ご講演を受けました。
見事な金髪の美人でした。
講演は
漸く立っちができる頃のベビーちゃんを
抱っこしたままのスタートです。
「ありえな?い」
大阪の企業戦士は、
しょっぱなからパンチを食らったようでした。
胸から上だけが外人ですというセーラーさんは
流暢でハッキリした日本語が泉のように湧いて出ます
時折日本人が使う程度の英単語は、
間違いなく英語の発音なのには、おどろきました
日本文化をこよなく愛し、
「文化は博物館で見るものではありません、
日常の生活こそが文化なのです」
とズバリ
「日本の良い物を失くすことは、世界の損失です」
北斎の富岳三十六景の
木桶を作る職人にヒントを得
6ヶ月の攻防戦を経て
経営者や杜氏(とうじ)を説得
機械化されていたお酒の醸造から
昔ながらの木桶(スギ)の手作業にチェンジ
海のない小布施に波をつくろうと
「小布施見にマラソン」を立案
時間を掛けて
難攻不落の地域警察を説得し
不可能と言われた場所は
仮設橋を渡しコースにしたとか
ツアーの同胞が居酒屋で聞いたところ
「セーラーさんイコール小布施です、
彼女の言うことであれば、有無を言わずついていきます」
菅さんに聞かせてあげたい言葉が返ってきたようです。
近々トライアスロンにチャレンジするとか
台風というニックネームがあるらしいのですが
美少女戦士セーラームーンに
見えたのであります。
今は地域の古民家再生と、
農業を持続可能なものにするシステムに
取り組みたいと話しておられました。
それにしても
「虎穴にいらずんば虎児を得ず」を
アメリカ人から聞くとは・・・・・
しっかりせなあきまへんな






