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2010.05.18
宇治茶の郷
慶応元年に創業したという
京都山城のお茶屋さんの
離れのリフォームです。
地域には銘茶の老舗がズラリ軒を連ねています。
慶応元年といえば、
かの坂本竜馬が亀山社中を
結成した年だそうです
元は納戸として使われていたようですが
立派な松梁にナグリが施され
20帖の部屋の表情に大きく
貢献していました。
木製サッシが古の技と美を誇示しています。
多目的に活用されるということで
友人を招いての
ホームパーティーや
やがて授かるであろう
ベビーちゃんの子育ての場として
この杉の床板が
伝えてくれることも
きっと沢山あると
期待しています。
お施主さんの
「大切に使わせてもらいます」
嬉しい一言でした。






