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2010.01.09
京都の若い木工さん
木族の取材で
芸大を卒業後
北欧家具に魅せられて
木工製作に取り組んでおられる方を訪ねました。
作業場は京都右京区
古民家を借りておられます。
ほんとうは土間がよかったのですが・・・と
タタミを取っ払い
合板の上に木工機械を設置し、
作業場とされています。
外国産の広葉樹が主流で
ナラやチーク、チェリー、マホガニー
ホワイトオークなどです。
国産材でとなると
3倍から4倍に跳ね上がるようです。
デザインだけして、
製作を任せば量産できるのでしょうが、

あと3年は製作することにこだわりたい
と言われていました。
完成したばっかりの椅子に
座らせてもらったんですが
座り心地はバツグン
腰に負担がかからず、ず?っと座っていたい感覚
手づくりはどこか違いますね
家具もさることながら
(中身は提灯やそうです)
古民家に興味しんしんで
今は使われていないようですが
屋外のレンガ造りの小屋は
五右衛門風呂とトイレやそうです。
おくどさんも残ってました。
一時みぞれが降っていたのですが
晴れ間に見えた
裏山の北山杉が
なんとかしてよとつぶやいているようにも・・・
感じたのであります。






