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2009.09.03
11年目の奈良の家
トップライトから雨漏りがするということで
10年点検と兼ねていきました。
11年前
260坪の敷地に
33坪の平屋を建てられ、
広いお庭にたくさんの草花が植えられ
ニワトリやアヒル、犬、猫が闊歩してたのですが
今は、雑木が育ちすぎて
ジャングルになってました。
家は殆ど見えない状態に・・・
92歳のお姑さんの介護をするために
建てられたお住まいです。
4年前に103歳で亡くなられるまで介護され、
おばあちゃんが亡くなられた後
飼っていた犬も猫も後を追うように亡くなったそうです。
「この家はみんなを喜ばせてくれたよ、
久しぶりにあんたの顔見れたんは
このトップライトが雨漏りしてくれたお陰や」
想像もつかなかった言葉です
いつもながらの寛容さに
頭の下がる思いです。
数々の市民運動に関わって来られた方ならではの言葉です。
「厳しい情勢やのに、よう潰れんとがんばってるなあ。
大丈夫か」
英語の通訳をしておられた関係で
外国の方も泊まるとか
「ホテルで寝ても疲れが取れへんけど、
ここはぐっすり寝られるらしいで」
宮崎のオビスギの家です
お世辞にも、片付いているとは言えないのですが、
老犬が安心しきって寝入ってました
棲むという言葉がぴったりで
見事なまでに
お施主さん色に育ってました。
懐かしい母の匂いを感じた日でした。




