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2008.05.14
それでも床柱を・・・北山杉のプロに出会った
京都市北区真弓八幡町・床柱の里を取材で訪ねました。
雨上がり、新緑がまぶしい。
ナビちゃん頼りで進むが、対向車にはらはら、パンクしたらどないショ。
床柱といえば、山口百恵さんの「古都」を連想する。
「今年は腰まで雪が積もりました」というのは、
親父さんと弟と3人で床柱の生産をしている働き盛りの44歳Tさん。
絞丸太や磨き丸太になる杉の生育から加工までを手がけておられます。
現在では、床の間もコンパクトのため大径の床柱は需要が殆ど無く、
直径12センチくらいのものが主流だそうです。
今日の初耳・・・・・「本仕込み」 お酒ではありません
親になる杉を真ん中にして、まっすぐに伸びた20本程度の杉を束ねます。
束ねたところで一本、一本伐っていく作業を言うそうです。
作業効率を考えた伐採方法ですが、熟練の技を要するとのこと。
一つ間違えれば大事故につながる危険な作業です。
厳しい仕事の中で楽しいことは、との問いかけに、
手入れを終えた後に、山の様を見ることですという答えが返りました。
全てに厳しい状況の中にあって、Tさんのプロ意識を見た瞬間です。
この里では、早々と田植えが始まっていました。
原風景にしばし酔いしれたのであります。





