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2007.11.30
プラン提案デビュー
スタッフのKさん(女性建築士)が依頼を受けた週末住宅の担当を
させていただいている。
ご主人も退職し、子供達もそれぞれの家庭を持ち、ようやく自分のことを大切に
考えられるようになった団塊の世代。週末には好きな山と土いじりをしたい。
それに応えるため、建築士は自分の住まいを造るようにプランを練りこむ。
仕事に打ち込む姿勢は傍らで見ていても清々しく、
忘れていたものを思い起こさせてくれる。
一心に練り上げたプランは、構造や外観も含め説得に足るものになった。
そこに悪魔のささやき「いいけれど、予算がオーバーするよ」
「ハァ?」ためいきともとれる返事。
設計は楽しい、純粋なほど想いがつのりイメージも膨らむ。
納得するのに少し時間を要したが、スッキリ縮小プランが出来上がった。
初めてのプラン提案、一押しのプラン説明に大きな目がキラキラ輝く。
しかし・・・・、選択されたのは2案目のスッキリプラン。
いい経験ができたね。ガンバレ女性建築士。






