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2007.10.26
みやざき「おび杉セミナー」
大阪の木材関連と設計・施工会社へのPRのために行なわれた、
みやざき「おび杉セミナー」での有馬孝禮先生の基調講演を伺った。
建築業界に定着している「杉は弱い」を
「杉がいかに強いか」に覆す説得ある講演内容だった。
杉の持つ耐久性、耐蟻性に加え
梁には米松、が関西の建築業界では一般常識とされているが、
E110(たわみにくさを表す数字)の米松と、
E90の杉では曲げ、圧縮、引張とも強度的に変わらない等
具体的な数字を示し説明。
学校にみるインフルエンザの学級閉鎖率として
鉄筋コンクリート校舎・・・・・22.8%
木造校舎・・・・・10.8%
内装のみ板張り・・・・・12.9%
考察
空気が乾燥すればホコリにも水分がなくなり
風のウィルスと共に空中に舞うが、
調湿性能のある木部から出た水分がホコリを潤すため
舞うことが少ない。
考えさせられたのは(宮崎県森林組合連合会より)
山では・・・・・
「おでん」の大根を食べていても、
1年で30万円になる大根の価格と
50年かかって育てる杉が1万にしかならない
理不尽さに嘆かざるを得ないという。
関西は値段にシビアなところですが、
少しは、山のことも考えてお手柔らかに・・・と
訴えておられたのが、印象的だった。
こんな状態が、山を守る人を年々減らす結果につながる。
兎に角、今は杉を使うこと。






