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2007.10.24

この街に100年の灯をともす 棟上 第2弾

確認申請待ちで遅れた工事が立て続けに下り、
岡町に続いて尼崎市で棟が上がった。
この住まいはシロアリに強い宮崎県産材。

1階が52坪と広く、2階を18坪とコンパクトにしたため、
一般のクレーンではアームが奥まで届かない。
奥の平屋部分は手作業となった。模型?模型?

こだわりの地松(国産)の丸太が存在感を増す。地松の丸太
棟上 第2弾?
隣が駐車場とあって、近くの職人さんが噂を聞きつけ、
入れ替わり立ち代り見物しに来る。棟上 第2弾?

「ごっついのん使ことるなぁ」、「今時すごいなぁ」、
「久しぶりやなぁ、こんなん見んのん」

なにやら羨望のまなざし。

ここにいぶし瓦が載り、美しい竹小舞が編まれ、
土壁が塗られたとき、

近隣の職人さんたちがどんなリアクションを見せるのか
今からわくわくしている「お茶漬け白書」なのです。

「何年、持ちますか」という質問をよく受ける。

その裏に・・・・
木造住宅は30年という考えが常識化している。

時間を掛けて造ったものは、そう簡単には壊せません。
その人の想いの分だけ長持ちするものです。

いろんな場所で・・・・・
国産材の住まいが「100年続きますように」

100年を願うのは、一青窈   ばかりではありません。

 

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