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「完璧を求めない」ことが肝心

長女は幼い頃からアトピー性皮膚炎で、ステロイドを使わない小児科に診てもらっていました。症状は少し皮膚が弱い子ぐらいの程度でしたが、寝る時間になると身体が温かくなり、背中にかゆみがでて、私が1時間ほど擦(さす)ってあげないと寝れず、毎晩親子共にへとへとになっていました。

 

10歳で始めたバレエの舞台化粧で皮膚が荒れたのをきっかけに、ステロイドを処方する皮膚科に恐々(こわごわ)初めて診てもらいました。薬を塗ってから、かゆがることもなくなり寝つきもよくなり、アトピー性皮膚炎とは誰も気づかないぐらいの皮膚の状態になり、そのまま基本一番ゆるいステロイドを症状が出れば塗ることを続けていました。

 

そして昨年1月に、長女(24歳)が「この薬ずっと使わないとあかんのかなぁ。」と言葉にした次の日、顔に赤い湿疹がでて、すぐに皮膚科へ行くと、「ステロイドの副作用ですね。薬を塗らないように」といわれました。思いがけない脱ステロイドです。

 

しかし、脱ステロイドの苦しみは言葉にできないほどです。メンタルも崩れそうになります。傍(そば)に居ても辛い日々でした。かといって長女はステロイドを塗っていた14年間を後悔していないと言っています。乗り切るまでの約6カ月、改善できると聞いたことは全て試しました。

 

その中で特に効いたのは食生活の改善(住環境は改装で整えていたので、問題なかった)です。かゆみの原因になるグルテン(小麦等)、カゼイン(牛乳、乳製品)、卵と鶏肉、青魚、糖を摂取しないようにすると共に、副腎疲労をさけるためにカフェインレスにしたり、根菜類中心で調味料を使わない蒸し料理を軸におきました。

 

合わせて行ったのが、脱保湿です。保湿をすることで皮膚をかいたときに傷が深くなりやすく、傷も治りにくくなるからです。

 

そして、一番肝心なのは、完璧を求めないことです。ずっと、「6割できたらOK」を合言葉にしていました。辛い時を乗り切った秘訣です。

 

現在、手指だけまだかゆみがあり、かいて傷だらけになることもあります。手指のかゆみは糖かららしく、甘いものはなかなかやめれませんね。

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