上小節ってどんな節
いきなり冬になったような
気温の下がりようですが
山は一気に紅葉に染まるのでしょうね
国産材の運動をたちあげてより
一貫して伝えてきたのは
節があってもいいじゃないの
節は枝を伐った痕だから・・・・・
(節ありのスギ床板)
節の無い木は高価だし
国産材で住宅を少しでもリーズナブルに
建てるには、あまり無節にこだわらない方が
いいですよと、家を建てる方に訴えてきました。
ところが先日
板材の生産地から、ご相談をうけました。
節の少ない木を加工することが多くなり
必然的に製材しても
節ありがとれる材があまり出ないそうです
そこへ
節ありを注文すれば、集材に時間がかかる上
乾燥が間に合わず、出荷が遅れ迷惑をかけることに・・・
ということでした。
実は節のあるスギ板も、それはそれで大変です
スギの節ありは死節(枯れ枝のあと)もあり
抜け節にもなりやすく
その穴に合う太さの小枝で埋め木をします
(スギ板の埋め木)
ひとつひとつの手作業は
時間も手間もかかります。
ご相談の内容は
できれば
上小節(じょうこぶし)を使うことを進めて欲しい
ということでした。
(上小節 右=ひのき板 左=スギ板)
一般に節ありは
節の数や大きさに関係なく、節がある状態をいいますが
上小節は小指の先くらいの節が
数個ある程度のものです。
価格はやはり上がりますが
少しでも使いやすい価格提示を
させてもらいます、ということでした。
一般的に
節がない方を好む方が多いのですが
なかには節がある方が自然です
と言われる方もおられます。
ただ言えることは
昔ほど節ありと無節の価格差が
広がっていないことです。
従来の色や艶といった見た目重視から
本来の強度や耐久性といった
木材の機能としての価値観が
見直されてきた証ではないでしょうか。
国産材の認識も少しずつ変化しているようです。
いずれにせよ
ムクイタは製品としても均一化され
完成度が高くより使いやすくなっています
どの県産材に拘わらず、
大いに使ってほしいものです。
.jpg)







