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2016.06.08

行き着くところは地盤です

名古屋の下会所設計さんから
熊本地震の現地調査の報告として
中日新聞に掲載された記事がおくられてきました。P1110335.jpg

残念ながら新耐震で建てられた
最近の住宅(3~10年前)も多く倒壊していたようです。

震度7でも倒壊しないと定められた耐震基準(1981年6月導入)
ですが、

一般的な住宅の場合は、
建築士が設計した木造二階建て以下で
延べ面積500㎡以下の場合
強度計算の書類を検査機関に提出する必要がないため
壁の量などに基準を満たしていないものが多いようです

そこには「窓を大きくして」や「部屋を大きくしたい」など
無理な要望を押しつける建築主もいて
違法を承知で請け負う建築士も多いようです
また
2000年の建築基準法の改正で
木造住宅であっても地盤の強弱に応じた基礎工事を行う
と変更されたものの
耐震強度の算出に地盤を考慮する必要がなく
木造住宅そのものの耐震強度さえ満たされれば
地盤を無視することも・・・・・

結果、地滑りなどで倒壊している建物も多く見られたようです。

今回の地震で改めて、
地盤や耐力壁の配置の重要性を認識しました
と報告されていました。

新築の場合、地盤調査は義務付けられており
地盤補強をしないと確認は下りないのですが・・・・・・
下会所設計さんに伺えば
基準法はあるものの
地方によって対応が違うようで、甘い地域もあるようです。

細長い日本列島ですが地震大国、
せめて地震に関する対応は同じでないと???

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