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2008.06.05
備長炭のゴットママを訪ねて in 串本
和歌山県串本市で炭焼き歴9年というTさん(女性)を訪ねました。
愛車ヌエラで3時間半、「和深」の交差点で携帯で連絡をとることにしていたが、
なななんと、圏外です。どうすんのん。
酒屋さんで地名を聞けば、串本でそんな地名はないの返答、困った。
通りがかりのタクシーが、5分ほど奥に炭焼き小屋がある、と教えてくれた。ホッ
ようやく会えたTさんは、気さくな69歳、テンポが良く会話ののりがいい。
酒屋が地名を知らんかった、と告げると、
9年前に、谷を開き、炭焼き窯を造ったため、
地名は後でついたようなもの、に納得。
この場には3つの窯があり、一つの窯で10トン前後の炭を焼く、
一回で15日かかり、一ヶ月2回が精一杯らしい。
窯に風穴を開け一気に1000℃の高温で焼く、それを嵐というそうだ。
その穴を塞ぐタイミングと窯の外側を手で触り、
炭の焼き加減をはかるという。
子供の体調を推し量るときと一緒だと笑う。
高級料亭や、焼肉やさん、浴槽に入れたり、床下に敷いたり、と
粉に至るまで使い切る。人気が高く供給が間に合わない状態が続く。
ウバメガシの伐採から炭焼きまで、3人のスタッフと一緒に行い、
Tさんは食事からスタッフの健康管理まで気を配る。
ニワトリやウコッケイを飼っているが、敷き詰められた炭の効果で
臭いはしない。 さすが備長炭だ。
つづく





